7月よりスタートした新番組「水道橋博士の80年代伝説」のMC・水道橋博士さんと第一回のゲストである太川陽介さん、石川ひとみさんに番組の魅力を伺いました。
━━━━━番組に対しての意気込みをお願いします。
水道橋博士(以下博士):僕は、いわゆる芸能史に関しては、わりとマニアックに詳しいと思っていて、コメンテーターの吉田豪は瑣末ないらない知識が詰まっている人なので、これはいい番組ができるぞ!と思いましたね。掟ポルシェとか今後出てくる予定の杉作J太郎とか、こんなのサブカルでいえば、クリーンアップ全部揃えているようなもんじゃないかって(笑)。巨人軍のオーナーみたいな気持ちになりましたね。
そして、地下活動の人たちと80年代に輝いた人たちとの接点がようやく見つかったか!っていう(笑)。アンダーグラウンドと太陽との接点がようやくね(笑)。「博士の~」というタイトルの番組は今まであっても、「水道橋博士の」という自分のフルネームでの冠番組は初めてだったので、それがすごく嬉しかったですね。
地上波だと全部カットになる話ばかりをしたので・・・使ってくれるかどうかはわかりませんけどね(笑)。こういうキャスティングだとすぐに「伝説的な番組だった」ってすぐ終わるんですよ(笑)。だから今日、掟ポルシェと吉田豪にネタは小出しにするように言っておきました。王道の話ができなくて、すぐ瑣末な話になってしまうんで。でも、普段の楽屋話が放送でできるからいいですよね。
━━━━━初回の収録に参加された、太川陽介さんと石川ひとみさんはどのような感想をお持ちになりましたでしょうか。
太川陽介(以下太川):いろんな裏のことを聞き出したいんだろうなってことはわかりました(笑)。死ぬまで一生言わないぞっていうこともあるから、難しいですよね(笑)。
石川ひとみ(以下石川):最近80年代という時代が注目されているというのを感じています。ここの場所にあたしがいていいんだろうかって思うくらい、すごいところにお話が飛んでいったりして、どう対処したらいいんだろうっていう戸惑いがありましたね。
私は裏話が思い出としてぱっと出てこないんですよね。でもこの場でいろいろなお話が出てきて、そういえばあんな事があったなって。思い出をよみがえらせてくれる場というのもあって、私にとってはすごく新鮮でしたね。
博士:我々としては「まちぶせ」気分なんですけれども(笑)。
━━━━━この番組の見どころを視聴者に向けて一言お願いします。
博士:収録したものをどこまで使ってもらえるのか、僕も楽しみです(笑)。マニアックな人がお金を払って見るチャンネルなわけだから、地上波ではできない、CSチャンネルならではのことを僕はやりたいと思っています。
石川:今日は私も初めて聞いた話がいっぱいありました。水道橋博士の手にかかれば、この番組ならではのお話がたくさん出てくるんじゃないかなと思います!
太川:もし二回目、三回目と、この番組に呼ばれたら、もうちょっといろんなことを話そうかな(笑)。初回のオンエアってことで序章ですよ、これは(笑)。
━━━━━最後に、「歌謡ポップスチャンネル」についていかがでしょうか。
博士:「レッツゴーヤング」も歌謡ポップスチャンネルで放送してるんですね。毎週見れるっていうのは、まさにタイムトラベルですよね。
太川:そのナビゲーターを僕がやってるんですよ!
博士:テレビって本当に面白いですよね。たとえば1980年の一日を再放送するみたいなことが技術的に可能なんですもんね。その一日の24時間をさかのぼれるわけですからね。不思議ですよね。