3月25日に日本橋公会堂ホールで行われた吉幾三のデビュー40周年記念コンサートの模様を6月29日に独占放送!
放送に先立ちまして40周年を迎えた吉幾三さんにこれまでのお話やコンサートのエピソードなどお話を伺いました!
━━━━━デビュー40周年を迎えて率直な感想はいかがでしょうか?
30歳すぎてから「吉幾三」という名前で皆さんに知っていただくようになったのであっという間でしたね。ファンの方に支えてもらったというのはもちろんなのですが、僕の場合はやっぱり家族に支えられましたね。家族・・・兄弟、嫁も含めて感謝しています。ファンは3番目くらいかな(笑)。それから思い当たるのは・・・人との出会いですね。千昌夫さんと会ったのが転機でした。僕は人との出会いには本当に恵まれていると思うんですよね。だからこれからも、「ありがとう」と「ごめんなさい」の言葉は大切にして生きていかなければならない。いろんな人に生かされてるんだなって思いますね。だからある意味「仏様」に近くなってきてるんだなってそう思うようになってきました(笑)。なんでもかんでも感謝するようになって怒らなくなりました。怒らなくなったけど怒られるようにはなったね(笑)。孫よりも自分が物をこぼすようになってきたからね(笑)。やっぱり孫ができてから変わりました。孫から元気もらえるようになりましたからね。
━━━━━先日の40周年記念コンサートはいかがでしたでしょうか?
久しぶりに個人でボイストレーナーやったり、ギター持って思いっきり声出したり。僕自身の40周年の節目として、今のうちにやろうと思いまして、今まで支えてくれたメンバー全員参加で、俺に思いっきり歌を歌わしてくれって、そういうつもりでやったんです。それで、映像としても残したいということで今回放送することになったんです。いいものが残ったと思います。
━━━━━選曲に悩まれたんじゃないですか?
そうですね。あえて「山岡英二」時代の歌は歌わずに、「吉幾三」としての曲をやりました。映像としても残したいし、みなさんに「雪國」「酒よ」ばっかりじゃないよ、人の歌も歌うし、こういうこともするんだよっていうことをお見せしたくて。これからファンになっていただく人のためにもいろんなジャンルの曲も入れさせてもらいました。
━━━━━みどころはどんなところでしょうか?
演歌・歌謡曲のショーではないということですね。ハーモニカの演奏やフォークソングもあるし、「涙そうそう」も歌ったよな。初めて僕のショーを見る人もいるでしょうから、吉幾三は今までこうやってステージで歌ってきたんだよっていうのを見ていただければ。今のうちに俺の歌を聞いておきなさいって。これからのコンサートはほとんどしゃべってばっかりになると思いますね(笑)。演歌だから見ないっていう人もいると思うんだよね。でも演歌じゃなくて吉幾三に興味を持ってくれたらいいなと思います。そうしたらちょっとした時間笑えるよって。僕の歌や話を聞きながら、ふるさとのありがたさとか友達、家族のありがたさとかを思ってくれたらうれしいですね。今回は一生懸命歌っちゃったんでトークはあまりないですよね、ミスですね(笑)。でも歌詞だけはなんで覚えられないんですかね。「雪國」でも何も見ないでフルコーラスは無理ですよ。全部歌ったら100万って言われても絶対無理ですね(笑)。
(取材:2013年4月17日)
放送は終了しております。
「吉幾三 コンサート 支えられて40年」
<放送日時>
6月29日(土)20:00~21:30
お買い求めは全国のレコード店、インターネットショップまで
吉幾三 オフィシャルウェブサイト
http://441930.jp/